腰痛1

概要

一生で80%の人が何らかの形で腰痛を経験すると言われています。
昔に比べ交通機関などが発達したため、歩行せずに長時間同じ姿勢をとることが多くなっています。
立っている時は片方の足に体重をかけて立ち、座っている時は足を組んで座ることが多く、
骨盤・背骨の歪みの原因を作ってしまいます。
骨盤や背骨の歪みが生じたことで、筋肉にまで緊張状態を作り、最終的に腰痛を引き起こしてしまいます
また、それぞれ異常個所が違い、色々種類があります。また、ぎっくり腰などの急性の痛みか、慢性の腰痛なのかによっても対処方法が異なってきます。
腰痛と腰の骨の異常は密接に関係していて、腰の骨のどこの異常かによって症状も施術方法も違います。
腰の骨を腰椎(ようつい)といい背骨の下部の5つの骨をさします。
(上から第一腰椎~第五腰椎)以下に5つの腰椎の異常時の特徴を記しますので参考にしてみてください。

患者数:推定1000万

原因

運動不足などによる筋肉の衰え、姿勢の悪さ、ストレス

第一腰椎の異常

朝起きた時に腰が痛い。お辞儀をした時に痛い。などの特徴があり、また、精神的な疲労による腰痛とも関連します。足に異常がないのに足の付け根が痛い人も多いです。

第二腰椎の異常

身体の左右どちらかに体重を乗せると痛み、階段のの下り時に痛みがあります。左右運動と関係しています。また、第二腰椎は骨盤の左右の高さの動きと連動しています。骨盤の左右の高さが極端に違うと肩の高さは、骨盤とは逆になるのが通常な動きです。肩の高さが極端に違う人は、骨盤の左右の高さも違っています。ここは、消化器系と関係することがあります。

第三腰椎の異常

身体を捻ると痛みが生じます。第三腰椎を大きく壊してしまうと身動きがまったくとれなくなります。びっくりして腰を抜かしたというのは多くは第三腰椎の異常です。丹田と言われる身体の中心の真裏にある骨です。身体の要である腰の中でも一番の要の場所です。ここの異常は、泌尿器系と関係することがあります。

第四腰椎の異常

しゃがんだり、伸びをしたら痛みが生じます。身体の伸び縮みと関係します。また、第四腰椎は骨盤の開閉の動きと連動しています。ここの異常は、生殖器系と関係することもあります。

第五腰椎の異常

身体の前後運動時や階段の上りで痛み、運動の初動時に痛みます。動作の初めに「どっこいしょ」と言って気合を入れる人は、ここに異常があると思われます。また、第五腰椎は構造上、椎間板ヘルニアなどを引き起こしやすい場所です。ここの異常は、呼吸器系と関係することがあります。

慢性の腰痛の場合は、骨盤、股関節、膝、足首の異常を伴っていることも少なくありません。

その他の原因

いくら体が柔らかくても

筋肉、背筋のバランスが悪かったり背骨の以上などがある場合は腰痛になります。

整体における腰痛の処理方法

上記の通り腰痛には様々な異常が考えられますので、まずどこの異常なのか相手の訴え、姿勢確認、動作確認、触診で調べます。人によっては痛みの場所などが曖昧な場合も多いです。特に急性の腰椎症(ぎっくり腰)の場合痛む場所がはっきりしていない場合も多くその場合は、まず感覚をはっきりするように身体を解す必要があります。この痛みの場所がはっきりしてきてから治ってくるというルートをたどる人が多いです。場所がはっきりしている場合、整体操法の数ある手技の中からその人に合った方法でその場所にピンポイントでちょっとした刺激を加えます。刺激も筋肉に刺激し骨を調整する場合と、骨に直節刺激を加える場合があります。急性の場合は、痛みが激しい場合が多いのでまずは、筋肉に刺激を加え次回に骨を調整することが多いです。

急性腰痛

ぎっくり腰など急に痛みが生じるというケースも非常に多いです。発症状況は何か動作した瞬間になる場合もあれば、何もしなくても急に痛くなる場合もあります。痛みの度合いもまったく歩けなくなってしまう重度なものから動くと痛いが動けなくはないという場合まで様々です。このような急性な腰痛というのは痛みは、急に生じますが、かなりの疲労が腰にたまっていて、その状態で「長時間同じ姿勢をとっていた」「無理な動作をした」「急に動いた」「季節的に冷えてしまた」「汗をかきそのまま冷やしてしまった」などいくつかの要因が重なった時に発症する場合がほとんどです。症状が重ければ重いだけ疲労の蓄積が多かったといえます。まったく動けなくなってしまったという場合は、無理に動くのはよくないので動けるようになってからの通院がよいです。痛いが動ける場合は、早めに処理をした方が回復は早いです。

応急手当

1・まずは、安静。

2・湿布 急激な痛みの場合冷湿布を10分くらい冷やすとよい。

      痛みが酷くない場合は温湿布で血行をすると効果的。

3・整体やマッサージ、体操をすると予後も良くなり、再発も防ぐ効果があります。

温・令湿布の作用

温感・冷感の心地よさで痛みを緩和するものです。

腰痛を和らげるツボ

腎兪<胴回り、1番細いところ、「ウエストライン」で背骨から指幅2本「人差し指と中指」分外側>

大腸兪<骨盤の1番高いところで、腎兪の真下>

承山<ふくらはぎの筋肉が腱に変わる栄え目「筋肉に力を入れるとわかりやすい」>

腰が重い場合ほぐすと効果が期待される場所

太ももの前中央、少し外側のラインを足の付け根から腰まで と 太ももの後ろ中央、少し内側のラインを足の付け根から腰まで

食べ物

ビタミンB群の多い食べ物<豚肉・ゴマ・大豆>筋肉の動きをよくし滑らかにする効果がある。

カルシウムの多い食べ物<牛乳、乳製品・小魚・海藻>腰痛を防止する効果がある。


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